(用語解説)顧客ライフサイクルビジネスとは

顧客ライフサイクルビジネスとは

一言で言うと
顧客ライフサイクルビジネスとは、
顧客成長に伴い提供商品を変えていくビジネスモデルである。

(※中の人は、光源氏(ロリコン)型サイクルと勝手に命名しています)

顧客ライフサイクルビジネスとは、具体的にどんな事なのか?

一例を挙げるとリクルートなんかがこの戦略を使っている。

以下、リクルートのライフサイクルである。

受験生に対しては、受験サプリやリクナビ進学なんかで接点を持つ
→その後、受験生が大学生になった際はリクナビバイト
→就活する際にはリクナビ
→家を探す際はSUMMO
→結婚したらゼクシィ

といったような形で、
顧客生涯価値(お客さんが生きている内に、会社に対して商品を落とすお金)を重視してサービスを作っている。

このビジネスモデルの利点

このビジネスモデルの利点は、
①お客さんがその会社のファンであるor顧客情報をもって接点を持ちやすい形になっている
②商品ラインナップが整備さえされている。

等の条件を満たせば、利益が上がりやすい仕組みになっている事である。

特に大きな利点として、
①商品の販促活動がやりやすい
②安価で商品を提供しやすい

などがあげられる。

利点1:商品の催促活動がしやすい

全く知らないお客さんに商品を売るのは、
営業マンを使うにしろ、広告でPRするにしろ、販促活動が非常に面倒臭い。
特に人は良く知らない相手から商品を買うのに抵抗がある人が多い。

しかし、良く知っている企業や相手から商品を購入する事は、
知らない人から買うよりも抵抗は少ない。
これが好きな人や企業であれば、尚更買いやすい。
そういった意味でファン作りは重要である。

一度、ファンになってもらい顧客情報が詳細であれば、それに合わせたPRや営業活動なんかもデキたりする。
特に競合が多いビジネスなどでは、顧客情報やニーズの把握が重要であるので、非常に相性が良いともいえる。

源氏物語の光源氏なんかが、まだ競争相手のいない自分好みの幼女と恋愛を楽しみ(意味深)
その後、成人した幼女と本格的に色々楽しんだように

競争相手が少ない状態でお客さんと良い関係を持っていれば、競合相手がいてもお客さんを独占できるわけである。

利点2:安価で商品を提供できる

皆さんはレンタルビデオを借りたりするかな?
借りた人の多くは「なんで100円で借りれるのだろう?」と疑問に思ったかもしれない。

この大きな理由として、レンタルビデオの貸借データがお金になっている為である。
レンタルビデオの貸借データは、自社の映画やDVD作成に使われていたり、TV会社などに販売されていたりする。
このように、別の形でお金にする事ができれば、
お金がないお客さんには、安価で商品を提供しやすくなる。

実際、huluやNet flickなんかが月額1000円近くなのにも関わらず、
Amazonプライムが月額300円ぐらいで提供されていたりする。

この値段で提供できる理由は、Amazonが通販や電子書籍のデータと、動画コンテンツを接続する事で色々な顧客情報を把握して違う事業に活かす事ができる為である。

顧客ライフサイクルビジネスを採用する会社

トヨタ:顧客の年収向上に合わせた車を扱う。
独身層向けにコンパクトカー→家族向けにファミリーカーを提供しています。

ベネッセ:顧客の年齢層に合わせた教材を扱う。
小学生向けにこどもちゃれんじ&しまじろう→中学生向けに進研ゼミ中学講座を提供しています。

テイク&ギブニーズ:顧客の行動に合わせた事業展開を行う。
独身層向けに婚活パーティーを提供(IBJ社と業務提携)→婚約後、結婚式を企画。

ジャフコ:企業規模に合わせて企業支援を行う。
スタートアップ企業に対して、資金投資やノウハウ提供などの経営支援を行う→成長企業に対して、事業のバイアウトやM&Aなどを持ちかける。

こういった会社だと、何がデキる?

市場の成熟度にもよりますが、事業展開や新サービスの開発からローンチが早い展開にあります。

また、顧客ライフサイクルを採用する会社にとっても事業構築がデキる人材は必要不可欠となります。

なので、色々な事業に関わりたいor新規事業を作りたいみたいな人にとっては良い会社かな?と思います。