(用語解説)バンドリング戦略とは

バンドリング戦略とは?

一言で言うと、
バンドリング戦略とは、
モノやサービスを一緒に抱き合わせてま販売する方法です。

(※中の人は、松屋型ビジネスモデルと言っています。また”バドリング=抱き合わせ”の意でもあります。)

バンドリング戦略とは、具体的にどんな事なのか?

以下、牛丼チェーン店で比較するとこんな感じである。

・松屋の牛丼(並盛)380円←バドリング型
(※商品を抱き合わせする事で利益率が上がるので、味噌汁を30円という安価で提供ができる)


・すき屋の牛丼(並盛) 350円←アンバンドリング型
(※味噌汁いらない人はこっちの方が安上がり)

このビジネスモデルの利点

バンドリング戦略は、
①抱き合わせする商品の相性が良い
②抱き合わせする商品に無駄がない(高コストの商品がない)
等の条件を満たせば、
利益が上がりやすい仕組みになっている事である。

特に大きな利点として、


①消費者に高いと認識させないで、客単価をコントロールする事ができる
②相性が良い商品を合わせ売りができる

などがあげられる。

利点1:消費者に高いと認識させないで、客単価をコントロールする事ができる

晩御飯も1人分を作るよりも、2人、3人作る方が安上がりで大量の料理を提供する事ができます。


これと同じようにバンドリング戦略も、
①客単価が高い方が効率良く利益を上げる事
②販売数を確保する事が出来れば、その分単価を下げる事
という2点の良い所を取りながら、
利益率の高い顧客単価をコントロールする事ができます。

実際、様々な会社でバンドリング販売が行われています。
リクルートスーツなんかも靴やネクタイを合わせて、
販売する事で大分価格を安く押さえた形で提供する事に成功しています。
(※もしネクタイやバッグ、リクルートスーツの一式が欲しい場合は、
バンドリング販売(セット販売)しているものを買った方が安上がりなのでオススメです。)

利点2:②相性が良いサブの商品を合わせ売りができる

合わせ売りができる事により、相性が良い商品を提供できるキッカケに繋がり、
顧客満足度を満たす事に繋がります。

実際、化粧品なんかも相性の良いメイクアップ一式を作成し提供しています。

また既存の商品の地名度を利用して、新しいサブのサービスを楽な形で販売する事ができます。

こうなると商品に対する広告費などの宣伝活動やニーズを開拓する必要がないので、
商品を運営するランニングコストを大分安くする事ができます。

バンドリング戦略を採用する会社や製品

Microsoft:Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの4つの商品を合わせ売りする事ができます。

JR:鉄道やバスなどの交通機関、宿泊用のホテル、賃貸用の不動産、遊園地などのコンテンツなど、駅周辺の消費者の行動を網羅した形で提供しています。

JTB:飛行機やバスなどの交通手段、ホテル、旅行プランなどを一括提供

サイボウズ:顧客管理、見積り管理、社内コミュニケーションツールなどの企業が必要なサービスを一括提供

こういった会社だと、何がデキる?

バンドリング戦略を行う企業は、
顧客単価を上げる為に様々な商品を提供できるような営業形態を取っています。

その為、営業マンとして幅広い商品を提供できる顧客や機会に繋がります。

またニーズさえあれば、新しくバンドリングする為のサービスを作る事が出来ます。

その為、顧客ニーズを非常に重要視して新サービスを作る機会などにも恵まれている傾向にあります。